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タムト化粧品のコンセプト

(天然植物抽出液 それは植物の命)

中国では、西暦前2000年以上も昔から絶えることの無い草花研究の伝統を持っています。

インドのそれもまた西暦前2000年ごろから始まり、今日の伝統の基礎をかたちづくりました。

そして、エジプト人は、西暦前約3000年の昔に、芳香植物を化粧の目的やそのほかの目的のために使っていました。

古代ギリシャ人から多くの知識を受け継ぐと共に芳香植物から天然抽出液をつくり、化粧の目的のために用いました。     

そしてさらに、芳香植物から天然抽出液を蒸留する方法が発明され、草花を使用する伝統が確立していったのです。

しかし、17世紀ごろ、実験化学という新しい科学が成長してきて、化粧品やその他に化学物質を使用する新たな習慣が起こりました。

今日、化学物質を使用することによる弊害が出てまいりましたが、これは、何も新しいものではありません。

もちろん、新しい科学全部が危険というわけではありませんが、花や植物の活性成分を研究し、植物のなかの活性物質を単離することは、自然のやり方で諸物質を全体として使うことから人々を引き離すものでした。

 こうした時代背景のもとに、日本では、天然抽出液は香料の一部として扱われるようになりましたが、高価であるために、合成香料にとって代わられ、合成香料が引き起こしたトラブルのために、無香料がブームになり、天然抽出液はずっと忘れられた存在でした。

しかし、私たちは今、[失われた]知識の遺産を再発見し、見直す時代にきているのではないでしょうか。

タムトの基礎化粧品は、この[失われた]知識の遺産から生まれたこれからの化粧品なのです。

そして、このシリーズが心がけていることのひとつに鮮度の問題があります。

製造してからお客様の手元に商品が渡るその瞬間まで最高の鮮度を保ちたい、天然抽出液の力を伝えたいために、摂氏6度から10度の冷蔵庫に保管しています。

タムトの基礎化粧品は生きているという考え方にたって製造しているからです。
ご愛用の皆様も是非、冷蔵庫に保存され、いつでも新鮮なタムトの基礎化粧品をご愛用ください。

一口メモ

天然抽出液は化粧品に贅沢な気分をプラスする。無香料と言うと身体に良い自然なイメージを受けるが香料アレルギーでなくとも無香料だから肌に良いと言う訳ではない。

化粧品材料にはもともと原料臭がある。だから無香料にしようとすると、原料臭を無くす為に精製度を高めたり、ほかの化学成分を入れる必要が出てきます。

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